2015年04月15日
一人旅 3章 竹富島の出会い
2015年4月15日(水)
いつもありがとうございます。
NONのRay(レイ)です。
ご参考: 一人旅 1章の記事
一人旅 2章 南へ~沖縄・石垣
竹富島 右側が石垣市
二人の若い男性が釣竿を持って海岸を歩いてきた。
「こんにちは。今の船で…?」
「ええ、 こんにちは。」
「宿は?… 決まってる?」
「いえ! これから探します。」
「なら…、自分たちが泊まっているとこに来ない!?」
「助かります! よろしく。」
・・・
1.竹富島へ~
石垣港の南方の正面に島が見える。
川平湾に行くにはちょっと遠いので、竹富島に行くことにした。
竹富島の全体
石垣港で船便を聞くと、
「いま高速船がでたばかりです。」
フォーバークラフトのことである。所要時間10分ほど。
「普通のポンポン船なら今から間に合うよ!」
珊瑚礁の合間をぬってくねくねと行くため30分を要した。
竹富島には、30メートルほどのコンクリートの桟橋が1本あった。
島の中央に民宿があると聞き、とことこ歩き出した。
桟橋と海岸
さすがに、ここまで来ると完全に南国ムードである。
オレンジ色の実をつけたアダンの木があちこちに生えている。
アダンの実
雑木林の1本道を3人でとことこと島の真ん中へ。
途中、超小型の「みんみん蝉」のような蝉が、
いっぱい鳴いていた。1cmほどの大きさ。
・・・
2. 予想だもしない出会い
ここだよ! っと、 「民宿仲盛荘」
仲盛荘 (仲盛荘ファンHPより引用)
「○○さん っていうんですか。珍しい名前ですね!」
「えっ? えぇ~!」
すると突然、 横にいた二人の男性が、
「やっぱり君かーぁ!!」
「え…っ、!?」
私の故郷は新城である。
新城で生まれて中学まで新城に居た。
この二人の若い男性は、
新城中学の1級先輩で、
よく見れば知っている顔であった。(笑)
3人でビックリ、
そして民宿のおばさんもいれて4人で大騒ぎ!
出会いとは実に不思議なものです。
愛知県の新城市から、
遠く離れた南国の竹富島で知人と遭遇するとは…。
互いに中学を卒業して以来の9年ぶりである。
まさに予想もできない出会いであった!。
20~30cmぐらいのいろんな魚がいっぱい。
3.漁と うつぼ
海に入って銛で魚を突き放題である。
魚は逃げることなく、足をツクツクするのである。
そして、岩のかげに凄まじいものが居た。
4人全員で格闘! とにかく噛まれないように!
海中のうつぼ・魚
80cmほどの「うつぼ」で、長い銛に巻きついた。
ぐろてすくで薄気味悪い。2匹も!
いろんな30cmほどもある魚をたくさん獲った。
猟師はおじさんを含め2人しかいない。
島の皆さんが魚を待っているとのこと。
幻の島 (シェノーケリング)
船上では、
鯛の形をした色鮮やかな魚を、
さしみ醤油でおにぎりと。~
格別に美味い!
海の水は透明で、1.5mほどの海底はくっきり見える。
夕食は、採りたてのもずくや今日捕ってきた魚と、
デザートは庭の木のパパイア。
パパイアの木
取り分け美味かったフライ、
みんなでマグロの切り身かな~?
マグロのような、鳥のささみのような…、
クセがなくたんぱくでさらっとしている。
3人で 「この肉なんだろう~??」
すると「きょう捕ってきたあの長いやつだよ」っと。おばさんが!
みんな言葉がでなかった。
が・・・、 とにかく美味い。
姿は知らないほうがいいです。
ましてや実物なんか…!
うつぼ
うつぼは、
島の皆さんにおいても好評とのこと!
この先輩2人は翌日に、
故郷の愛知県新城に帰っていった。…
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民宿は1人貸し切りになってしまった。